玄関にスキーラックを作ってみました。
冬になると玄関にスキーを置きっぱなしになります。
問題はスキーの「すわりが悪い」ので雑然と見えることでした。
10年以上も前から女房に言われていて、今ごろ重い腰が上がったのは、
ひとつには子どもの受験が終わって気持ちにゆとりができたこと、
もうひとつは、amazonでいいお手本を発見したからです。
こちら
コンクリートの壁に取りつけるので、
まずどうやってコンクリートにビス止めするか、
スキーを支える部分をどうつくるか
具体的なイメージが沸かず困っていました。
ときどきamazonで探して、もう購入するつもりになっていたのです。
1ヵ月ほど前にamazonで検索をかけたら、上のラックが見つかりました。
お値段を見たらまさかの1万円オーバー。
そして、製品は自分で作れそう。
やってみるかとなりました。
用意したもの:
1×4、長さ91cm木材(19×89×910mm)
丸棒15mmφ
ALC壁に止める用のビス
材料代は以上で、合計900円くらいでした。
自宅にあったもの:
木ビス35mm
使った工具:
のこ
ヤスリ
インパクトドライバー
モルタル用ビット、+ビット
プラスドライバ
曲尺
寸法を測ってホーマックに行き、
壁に止めつける材は1×4に決めました。
ボク的には幅60mmくらいがいいなと思ったのですが、
うちに帰ってきて壁に当ててみたら、案外良かったのでそのまま使いました。
1×4は未加工でそのまま使えます。
丸棒を切って、小口をヤスリで処理して、
さあ、1×4に止めつけましょう。
スキーラックの制作:
ここで何度か失敗こきましたが、
結論から言うと、
- 1×4材の裏からビスを打ち表側に少し飛び出した状態にしておく。
- 丸棒の中心にキリのようなもので先穴を開けて、その後ビスを少し打ち込んで抜く。
- 1×4材のビスの出っ張りを丸棒の先穴に当てて、そのままビスを打ち込む。この時インパクトを使ってもいいしドライバで揉み込んでもいい。
これでラックは完成。丸棒の間隔はスキーを置いて反りの幅、スキー同士のビンディングが干渉しない幅を確認して決めました。
コンクリート壁への止め付け:
いろいろ考えたのですが、うちにはドリルがないので、
Pコン穴(セパ穴)を埋めたモルタルに先穴を開けて、そこに軽量コンクリート(ALC)用のビスで留めることにしました。
なので、固定場所はPコン穴がある場所になるわけです。
1×4材が傾かないように設置するにはどうすれば良いか悩みましたが、
これも結論から言うと
- Pコンのボルトを避けて穴上部に先穴を開ける。
- 1×4材にビスを打ち込み、ビスの先端を数mm出した状態で先穴を見つけ、インパクトドライバでそのままビスを打ち込む
- 2ヵ所目は、1×4材にビスを打ち込み、ビスの先端を数mm出した状態でPコン穴にビスをこすりつけて場所を確認し、1ヵ所目の穴と平行になるように先穴を開ける。
- インパクトドライバでビスを打ち込む
全部で1時間くらいだったと思います。
口うるさい女房からお褒めの言葉をいただきました。
失敗
わざわざ皮付きの1×4材を選び、川の部分を上にするつもりが下になってしまいました。単純ミスです。