テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

人生において大切なものは少なくなった-雑記

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残された時間は長くない

若いころはいろんなことに興味があって、特に車が好きでした。オーディオもファッションもそこそこ好きでした。
ところが、60歳まであと数年となると、自分に必要なもの、大切なものが減ってきました。
いちばん好きだったクルマは、40代なかばから長距離を運転すると眠くなるようになり、ドライブに行きたくなくなり、徐々に興味を失いました。
オーディオももうこだわりがありません。先日CDプレーヤーを捨てました。アンプとスピーカーをどうするか考えています。
ファッションは、仕事のときは夏も冬も紺ブレ・グレーパンツと決めました。休日は着やすいものでよし。
スキーは昔も今も変わらぬ唯一の趣味です。ただ、楽しい1本を滑れる日が年に数日あれば満足です。
ボクの人生にとって大切なものは、突きつめれば紺ブレ・グレーパンツ・ブルーシャツの仕事着と、有酸素運動のためのギア、そしてスキー道具の3つだけになりました。


最近は「こと」重視になってきた

ものへの興味が急速に薄れるとともに、「こと」を大切にしようと意識するようになりました。
嫁との時間の共有、ドライブに行った先でやることに重心を置く、滑ること、いい1日を楽しむ、走ること・走れることの喜びとつらさ、みたいなことです。

仕事人生あと10年

もうひとつ感じるのは、残されている時間はもうそんなに長くないという意識です。
長い・短いは主観ですが、あと10年元気に働くとして、仕事面で成し遂げたいことは10年で終わらせねばなりません。10年という時間は、1つの事業を立ち上げて、それをいいところまで持っていくギリギリの時間です。立ち上げる事業を間違ったらあっという間にタイムアップするし、2つ3つやろうとしたらムリかなと。

余暇の時間は仕事時間より短いわけです。昨年2020年からすこし余暇時間を取るようにしていますが、いままで犠牲にしてきた女房との時間を増やす必要があり、自分の時間に何をしようか考えたとき、冬はもう新しい趣味はやめようと思っています。例えば、カーリングをプレイすることは、あきらめたことのひとつです。

 

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人生の第3セットに入った

振り返ってみると、若いころは未来は無限にあるように感じていましたし、最近までそう思っていました。しかし、本当は20代からすでに時間はそんなにたくさんあるわけじゃないんですよね。いまやっと『あと10年』という感覚になっていますが、20代~現在までは、それが時間にして4セットあるに過ぎないし、経験のなさやお金・環境を考えれば正味は2セットくらいしかなかった気がします。

人生なんて短いのかもしれません。
仕事の面で後輩に厳しいことを話す機会があったのですが、その後輩は40代前半で、仕事人生の1セット目が終わるくらいの感じです。次のセットをどう生きるのか。その方向を間違うと、60歳前後からの第3セットはとてもつらいものになるでしょう。
でも40代のころは必死で、いまの選択が将来を決めると漠然とは思っていましたが、明確に未来を見ていたわけではありません。

もう1回趣味と家庭の話に戻ります。
第2セットに入る40代前半に立てた計画では、ちょうど今ごろに節目が来て夫婦二人の生活になり、さらにあと10数年で老いを迎える準備に入る予定を立てていました。具体的にいうと、終の棲家を見すえて住み替えるかどうかを決めるのがそのタイミングです。
すでにスタートした第3セットでは、女房に車を買う約束をしています。自分自身がクルマの運転を徐々に苦痛に感じるようになってきたため、資金面とあわせてなかなか難しいです。
スキー・自転車・ジョギングなどは続けるつもりです。