テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

キロロカップ・コブ選手権 4月25日

タレスキー部2名、完走しました。

  • 小学生の部 4位
  • シニアの部 8位
参加者の数は・・・。リザルトシートをアップします。
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とにかく楽しかったです。
ウチに帰ってビデオをみたら、滑り終わったあと、本当に楽しそうな顔をしていた。

  • 何よりケガなく転倒せず、滑りきることができたことに感謝している。
  • 応援に来てくれた家族にも感謝。
  • 午前中ゴールエリア付近でバッタリお会いしたTさんは、runを見ていてくれたようだ。大いに感謝。
  • いつもながら、いっしょに遊んでくれる息子に感謝。
  • 今シーズンばんけいで息子と同じ班だったMくんは中学生の部に出場。お互い心強かったと思う。いっしょにいてくれて感謝。

家族5人で7時半に家を出ました。
8:30到着、エントリーして準備して1日券を買い、外に出たのは9:00
長峰に上がり、第2に乗りながら1本目はAを滑り、途中からBに入ろうと2人で相談・決定。9:30から10:00までインスペクション。
コースはあいにくのガス。途中からはまったく視界がない。
AコースからBコースへ進入。

前日は仕事でぶっつけ本番。ところがガスでコースが見えない。おまけにクラストした斜面に細かいコブ。歯が立たない・・・。
どこを滑ればよいかわからない。
コース途中でふと見上げると、スタート地点と思われるところに女性の姿。明らかに自分がいるラインを狙っている。
少しはずして見ていると、run開始。スーパーランに絶句。その後も上から続々。さらに絶句。
そのうちの1人がJapanのウェアを着ている。『西選手か。ってことはさっきのライムグリーンは多英ちゃん?』
少し安心。

予想以上にモーグル系が多い。ややびびる。それでもみんなコントロールに苦労しているようで、コブの中でスキーがバチバチぶつかっている。

もう1本インスペ。
この時点で心底やめようかと思った。そのヘタレ心を奮い立たせるため、スイーツが必要だった。リフト上でスニッカーズを2つに分けて息子と食べる。少し勇気がわいてきた。
が、やっぱり滑れない。ただ、リフトから一番遠いラインは何とかなりそう。それでも下部はショートピッチでoutした。

開会式。
粟野利信氏、多英ちゃん、西選手、坂本プロのデモラン。
注目していたのは粟野氏の滑り。基礎系の滑りでどのラインを選ぶか、スピードのセットはどのくらい? 下部のピッチは?
  • 粟野氏はスピードを殺してしっかり回し込んで降りてきた。最後のピッチは自分にはできないだろうな、ということでセンターのラインは捨てた。
  • 坂本豪大プロも回し込んできたが、ピッチが変わるところで細かく刻んだ。やっぱあれはできねーな。
  • 現役の2人。すごすぎ。里谷多英ちゃんと西伸幸選手は何度もデモランをやってくれた。
  • 多英ちゃん:エアのあとゴーグルがずれたらしく、直しながらのゴール。目をつぶっていても滑れる? 最後のデモランでバランス崩す。リカバーのちょっと本気モードがすごすぎ。
  • 西選手:スタートからクローチング組んで、そのあと幅いっぱいで大回りした。絶句。
最後には附田雄剛選手もデモラン。現役3人、坂本プロも含めオリンピック出場者4人という草レース。

コースは長峰Bのメインコブを外して、C寄りに造られていた。スタート地点は林の横。長さはまあまあだった。

出場の少ない女子から若い順にスタートし、シニアの部にスキーグラフィック誌のライターさん登場。
そのあとすぐ小学生の部。
息子のビブは4番。真ん中のラインを選び上のセクションは回し込んだ。途中のエアを飛んだが失速の抜け気味に失敗。それでも大きくバランスを崩すことなく下のショートピッチに突入。最後のコブでミニコザック。
中学生の部。
Mくんは息子よりうまい。が途中で(たぶんエアコブ)バランスを崩しほとんど停止。ほろ苦いデビュー戦だったと思う。でも楽しかった様子。この冬はモーグルに進むという。
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小生は下で少し見たあと、出発地点へ。リフトを降りて出発地点までは、整地とコブを滑り分ける。整地でスキーの動きと乗り位置、バンクコブで傾きのチェックをしたあと、ピッチの狭いコブで何とかスピードコントロールを試みる。遅れ気味の左手を前に出す動きを徹底すると、コブに合ってきた。少し自信回復。
ガスがひどく競技中断。しばらくすると、『いちど降りてください』とのアナウンス。ラッキー。これでインスペができる。
一番遠いラインを上から滑る。出だしはコブがやや散漫で大きな振り幅。後半は細かいピッチに。何とかなりそう。ただ上部が失速気味になり、課題を残す。

12:00から再スタートとのアナウンス。また1本で勝負を決めることに変更。この間に長峰ハウスで食事を取り、bigベンもお見舞いし、再び外へ。
そろそろかなあとリフトに乗り、スタートエリアに行くと、参加者はもうあまり残っておらず、程なくシニアの部。小生のビブは106番。

お下劣なアトラクションもあったりしながら、しかし滑りはみんなすごい。マコジュニのコーチは粟野氏と同じラインで同じ滑り。モーグル系に混ざると正直スピード感がなくていまいちだが、滑りはさすが。
そして小生・ヘタレスキー部1/3。Three two one, Go !

落ちつくために、あえてハの字からスタートした。出だしはOK。途中でバランスを崩す。その修正を終えるとまたバランスを崩す。最後は持ち直してゴール。
ビデオを見返すとたいしたことない小さな崩れなのだが、ヘタレらしい滑りだったと思う。
バーンはほどよくゆるんで、滑りやすかった。

最後の滑走者が優勝。モーグル系なのだが足がよく動いていて、本当にいい滑りだった。ああなりたいな、と思った。

14:00から閉会式。
すべての部の表彰を終え、粟野氏とゲストスキーヤーのコメント。すべてが終わってからリザルトシートを見た。
3審制で1人50点、150点満点。小生101点。まあまあかな。表彰台にからむにはあと10点の上乗せが必要。できるかなぁ?

2本滑るはずが1本で終了となり、ちょっと残念だったが、
何より里谷多英ちゃんと握手できた。
ヘルメットにサインしてもらっているときに「握手いいっすか」と尋ねた。
握手しながら「中学の先輩です」と自己紹介してみた。
笑顔で答えてくれた。意外ときゃしゃな手だった。

マウンテンセンターでお風呂に入り、帰りに屯田ファームによってソーセージを食べ、高速を走っている間に長女と息子がお約束のおねむ。

夕食時にビデオを見た。
自分の滑りは、   ふつーだった。
MCは「出場するなんてヘタレじゃないです」とか話していたが、やっぱりヘタレていた。

  1. エアを何とかこなすことができる
  2. ショートピッチでもいける

この2つが大会をさらに楽しむ条件だと思った。

ショートピッチコブに合わせる方法は少し光が見えた。もう少し研究してみたい。でも今シーズンはもう終わりかな・・・。

タレスキー部に改題