テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

トレイルをなめてました。

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〈スタート前の準備。それぞれがリラックスした中で〉

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〈十勝でも残雪はこれしかありません〉

5月20日(日)

朝5時30分前に家を出ました。
途中のパーキングで朝食を食べ(食べ過ぎたかも)、8時には現地到着。

ストレッチしたり大きな用を足したりしながら、わりとあっという間に開会式。
のどの渇きを感じて(たぶん緊張からでしょう)、水を1口飲んでからスタートラインへ。

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〈旧新内駅・プラットホームに置かれたSLに向かって出発します〉

最初から廃線あとを走ります。
そしてスタート。
歩くだけならすごく整備された林道ですが、走ると予想以上に地面の不陸に気を使う。
シューズがゆるいと思ったらひもがほどけている。直して走り出し調子が出てきた頃に反対のシューズのひもがほどける。固結びするのを忘れていた。
シューズはジョギング用を選んだが、砕石の上は足裏が痛く、特に下りはジョギングシューズではキツイ。

すべて事前の準備の問題です。「高低差ならふだんも走っているから大丈夫」となめてかかったツケでした。
トレイルは甘くないです。ひもがほどけるほど足元が動いているのです。路面グリップの問題ではなく、1も2もなくトレイルシューズを選ぶべきだったのです。

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〈写真前方が国道38号線狩勝峠のとかち側。そしてボクは半径180mの大築堤・通称大カーブを走っています。下をのぞき込むとすごい高さ。当時の苦労がしのばれます。峠付近はまだ山桜が咲いています〉


最初の8km、折り返し地点のタイムが53分。ビックリするほど遅い。ここまでにひも結びで2回、撮影で1回立ち止まっている。それを差し引いても遅い。
折り返しても、最後は上りがあるなと思った。それでもいけるとこまで行ってしまえと、突っ込んでみたが、着地にものすごく神経を使う。
レースプランも甘い。
そして、下るはずが、ちょっと下るとまた上り。その連続で、標高を落としているはずなのにずっと上っている感じ。
14kmを過ぎてからは激坂も登場。その後広場を走り、林の中のトレイルへ。かなり細かく引き回されて、その後土手を降りて板橋をわたり階段。そしてラストの上り3km。

この3kmは本当にきつかった。精神的にきつかった。この3kmで2人を抜いたのだが、この2人がいなければ歩いたかもしれない。先行者を目標に追いつき、追い越し、抜かれないように必死で足を運んだ。
しかし、タイムはなんとkm8分。完全に死んだのです。

このラスト3kmと、ゴールから5分くらいは、『もう2度と走らない』と誓いました。

楽しいこともありました。
ストレッチ中に声をかけてくださった方と、走ったあとの温泉でゆっくり話すことができました。
ホントきつかったけど、楽しかったし、キツさを知りました。
またがんばろうと思います。

こうして、トレイルラン弾丸ツアーが終わりました。