去年はあまりゲレンデに変化がなく、「あれれー」と思っていたが、
今年はすごい。この前の日曜は中学生のグループが本当に多かった。
装備は古かったり、ウェアが大きかったり。成長期の子どもたちにスキーを与える親の負担はかなり大きいから。それでも、スキーに行きたい子がけっこういる。
みんな本当に楽しそうなのだ。子グマがじゃれあうようにスキーで遊ぶ。それは、ここ数年まったく見かけなかった光景だった。
もちろん、スキーが嫌いな子もたくさんいるのだろうが、それはいい。ボクは初めて、スキー学習再開の効果を感じた。
うまい子たちだけじゃなく、札幌に暮らす多くの子が、中学という時期に雪と親しみ、楽しさを実感してくれると、未来が変わる気がする。
親の負担は増えるけど、ぜひ年に数回、友だちとスキー場で遊んでほしい。
ちなみに、息子の同級生もこの日、来ていたそうだ。
どうして中学生だってわかるかって？
わかるよ。大人でも子どもでもない独特の時代だから。
