テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

大好きなモサ雪のなか、小回り、コブ、不整地練習

1月20日(日)
10時30分という遅い時間からの稼働になった。
閉鎖スキー場に2日出かけて、骨身に染みてわかったことがある。
1.ウソっぽい小回りは実戦で使いものにならない。小回り練習は必須
2.どんな雪面の状態でも上手にずらすことができないと、滑り降りることができない。

というわけで、具体的には小回り、左足外足(前足)への荷重減らし、雪面対応をテーマにばんけいスキー場へ。
時間も時間なのでイーストの駐車場へ直行。ここはリフトに近いので悪くないかも。
ゲレンデは降り続く粉雪と、ときおり混じるあられでモサモサ。小生的に大好きな状況。アルペンで滑り倒したいという気持ちもあったが、やっぱり練習を選んだ。

1本目にフラフラするのはこのところいつものこと。休憩あけの1本目も同じ。
それはいいとして、この日は再度外肩下げ、アンギュレーションを確認したこと、圧をのみ込む切り替えで小回りを練習したこと、コブに挑戦したこと、というちょっとエポックメイキングな1日になった。

相変わらず内倒してこけそうになるものの、足を前後に入れ替える切り替えの姿勢が安定してきたのか、前足で圧を感じながらその圧をのみ込んで足を入れ替える切り替えが、意識してできるようになってきた。
イーストに駐車したこともあり、メインはイーストと、風の弱いスラバン。30度斜面でもビビリはなくなってきた。また、小回りリズムの時に足の入れ替えがまあまあできるようになって来た。
中回りになると、まれに思ったようにターンのタイミングを作れることがある。
モサ雪のおかげだ。

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さて、コブ。
この日1級検定で使っていたコブを行ってみた。Oさんやビデオを見ると、上手なテレマーカーはバンクを使っているが、自分はなぜかわかんないけどインサイドを削りに行く。1本目はすぐに破たんしたが、どうやら切り替えのタイミングがわからないのと、コブの裏削りの位置が手前過ぎて最深部に落ちてしまうこと、そして、内倒によって受けに落ちたら速攻加速することが問題であることがわかった。
切り替えは、おそらく受けに着地して圧を受けたら、前足がその圧をもらったまま後に下がり、足を入れ替えるのだろう。
ここまで問題がわかると、もしやできるかも。
2本目は、まだ内倒しているし、削る位置が手前過ぎ。
ここを改善し、ゆっくり入って3本目に完走。もちろんバランス崩れまくりだけど、モサ雪のおかげでうまく削ればスピードが落ち、助けてくれた。4本目も何とか完走。
なるべくフォールラインに近い裏を削り、受けで圧をのみ込みながら切り替える。スキーの位置は内足が重心位置を落ちていき、外前足は前に出る感じ。
まだ実戦で使えないがうれしかった。なにより、アルペンではおもしろくもないコブがテレマークではスリル満点・おもしろい。

食事を含め5時間半近く滑った。