3月15日(日)
当初はキロロ近くの山に行く予定だったが、予定日現在で遭難者がまだ発見されておらず、キロロエリアを控えようかということになって、自分はゲレンデスキーに切り替えた。練習もしたかったし。
9時前にキロロエリアに入ったのだが、ホテルピアノの横の駐車場に誘導される。こんなこと初めてだ。スキーバブル到来か?
車を降りてみると、すでに捜索のヘリが飛んでいる。けっきょくこの日の日没で捜索が打ち切られた。何せ情報は「裏の山に行ってくる」だけだというから...。
ゲレンデまでのバスもならんだ。ようやくマウンテンセンターに着くと、リフト券売り場はすいている。どうなっているのかな??
1発目はゴンドラで朝里エリアへ。ゴンドラ上から見ると、滑走禁止エリア、すなわちロープの外もゲレンデ並みに滑走跡が残っている。
この現実を、キロロの運営者はどう見ているのだろうか。
見て見ぬ振り? 「禁止」と言っても聞かないけど、言うだけは言った的な状態?
いずれにしても、何かあればパト隊員は出動する。
日本国内のスキーヤーだけなら、ある程度ルールを知らしめることもできようが、今やスキーヤーは半分が外国人の時期もある。彼らは日本国内のルールではなく、海外スキー場の常識とルールで行動する。そしてロープくぐりが増えれば、けっきょく、後に続く人も増える。
もう、看板とロープで規制した姿勢を示すだけでは限界がある、と思った。看板と実態があまりに離れすぎている。
それに、そもそも山は自由なエリアであり、スキー場管理エリアと管理エリア外の区別はあろうが、管理エリア外は規制できようはずもない。
自分はこの日、ロープくぐりをしなかった。
が、
キロロはスキー場運営方針をそろそろ見直したほうがいいと思う。ロープが無意味になるとろくなことがない。それがもっとも心配だ。
〈この日は少しもやっていたが、長峰からベースまで見通せた〉
それはそれとして、オイラの滑りはというと、久しぶりの硬いバーンでものすごく疲れた。もうちょっとでレベルが上がる予感がするが、まだダメ。
6時間券買って、とにかく練習しまくったし、滑れないコブもやったし。太もも攣るしひざは痛いし、みごとにボロボロ。
自分の要求水準まで、技術的にあとちょっとなんだけどなぁ。まだ滑り込み不足でございます。