テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

カーリング日本選手権2017:3位は富士急、道銀は表彰台も逃す

今日の午前中に3位決定戦が開かれました。
富士急vs北海道銀行

ネット中継をチラ見していました。道銀も気持ちを立て直して表彰台を取りに来ていましたが、このチームは昨年と同様に、選手権の終盤に日を追うごとに調子が下がるようです。
メンタルセットと体力に問題があるのかもしれません。一般的には体調が良ければメンタルも維持できるのが人間です。だから、ほかの問題もあるにせよ、体力がない、あるいは消耗が激しいことが大きな問題のように見えます。

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昨日の試合後、小笠原選手は現役続行を保留しつつハーフハーフと語ったそうですが、引退して道銀チームのコーチに就くべきでしょう。戦術コーチは外部から招へいしたとしても、このチームの創業者は小笠原さんですから、後輩に道を残し、実質的には北海道銀行の企業チームであるフォルティウスを持続できるかたちにする責任があります。
小笠原・船山で終わり、ではないのですから。

ボクは小笠原さんが作ったチームを見てみたいし、ロコソラーレ北見とのライバル関係があって、カーリングのレベルが上がっていくのです。本当は道内にもう2チームほしいですね。


富士急は昨日の終盤から上げ潮でした。常呂ゴールデン世代のひとり、リードの石垣さんが素晴らしいと解説者が絶賛していました。彼女もまた、大きな挫折を経験しながらカーリングの夢を捨てず、北海道から山梨に渡ってカーリングを続けたガンバリ屋さんです。

フォースの西室さんはまだがんばるのでしょうか。このチームのスキップは小穴さんですが彼女は3投。西室さんが抜けるとフォースがいなくなる。小穴さんがスキップ・フォースを務めるのでしょうか。
いずれにしてもがんばりました。3位と4位では大違いです。

ロコと中部電力を加えたこれら4チームは、完全に抜け出した存在ですが、ジュニア世代にいいチームがいるので(残念ながら北海道ではなく青森と長野)、今後は日本選手権のプレイオフ進出が難しくなるかもしれません。それでこそ競技レベルの底上げです。

さあ、あと1.5時間で女子決勝が始まります。