1月18日 三菱山・山頂まで届かず・・

昨日は午前中、ばんけいスキー場がある三菱山に登ってみました。といってもリフト終点からすぐのはず。オレンジリフトの終点でおり、そこでスキーをはずしてツボ足でのぼりはじめました。
最初は圧雪されていて、運動不足から息が上がる以外は好調。ところがほぼ平坦になってからは未圧雪となり、スキーをはめますがそれでもツライ。というのも、ふつーのカービングスキーで登山用のテープなど当然なし、ストックもパウダー用の大きなリングなどなし、加えて吹きだまりやなんやらで想像以上に体力を消耗します。何度かやめようかとも思いましたが、不思議と足は前に進み続けます。
はじめは市内中央区方向を見下ろしていたのが、頂上を中心にして反時計方向に回っているため、西区・手稲区方向、そして南区方向にコバのスキー場が見えたとき、目標の山頂リフト降り場が見えてきました。このリフトは使われなくなったあと撤去されることなく、スキー場のセンターハウスからも望むことができます。ついに来た。
でも本当はここが頂上ではないのです。さらに登らなければなりませんが、やめました。登っても小生の技術では滑れそうにないからです。がんばって登ったわりには下りはあっけなく・・・。ちなみにのぼりのたいへんさはアンヌプリ山頂と似たり寄ったりです。
下りがいまいち楽しくなかったわけですが、笑っちゃうほど喜んだのはアシ。下りの1本はセンターハウスまで笑い続けておりました。でもこの日は、リフト開始から4時半まで滑りました。左ひざ裏のスジとか右足内転筋とかウデとかが痛くなりました。

こんなことを書いておいてなんですが、ばんけいスキーヤーの皆さんも、天気のいい日は登ってみませんか。そしたら道ができるしヤブも倒れて滑りやすくなったりして。えへへ。

昨日はリッチー・ベルガーさんと井山敬介選手が特別講習会を開いていました。スクールは冬休み会員と土日会員が重なってかなりのにぎわい。

昼ご飯はプレハブ内で子どもを座らせ、小生は途中まで机に腰掛けて食べました。子供たち2人は午前と午後に講習、昼休みは1時間ちょっと。息子にせかされてそのあとすぐ1本滑りましたが、林間コースや平地でこけそうになり、再び休みをいただきました。息子は1人でグリーン・リフトへ。その後の消息は知りません。
外のテラスで休んでいたら、娘もやっぱり滑るという。何となく娘の後を追うと（ストーカーみたい・・・）娘の仲良しNチャン姉弟が通過。追いかけることに。オレンジの途中で捕捉。そのあと一緒に滑り彼女らはスクールへ。
1時過ぎに女房と長女が合流。スクールが終わるまでは夫婦プラス長女の3人で、スクール修了後は家族5人で滑りました。女房も長女もスキーが好きなのですが、長女はいまいち心がスキーに向かない。まさに思春期です。女房は久しぶりにノビノビ滑っているように見えました。

息子はとにかく女房にコブの滑りを見せたかったらしい。スラバン、ウエストと最後まで張り切っておりました。
このところは2時間、3時間のスキーが多かったので、久しぶりに長いゲレンデ滞在でした。

行く手は吹きだまり。これが見た目以上のくせ者。
ついに到着、リフト終点。ナイター照明だけは現役です。
使われない搬送装置。今年の雪の少なさを物語る写真。
札幌がこんなふうに見えます。これが見たかったのです。
リッチーベルガーさん講習風景。左の赤いウェアがご当人のはず。