テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

2009年3月1日が終わりました

イメージ 1

イメージ 2

検定が終わりました。ものすごく疲れました。誰が? 父であるボクがです・・・。
不合格でした。まだ実力が足りないと思いました。

2009年3月1日、ばいけいの1級検定は、順に1.大回り>>スラロームバーン(スラバン)上部、2.小回り整地>>スラバン中間から、3.中回り>>ウエスト3壁コブ寄り、4.小回り不整地>>スラバン下部のラインコブ、5.総合滑降>>スラバン上部から。
条件は、整地は若干の不陸がある以外はいい条件、不整地はいい条件(ややアイスバーン)でした。

合否を分けたのは、内倒せずにしっかり外脚に乗れているかどうかだと思いました。
先週火曜日に1級受験組の滑りを見てビビリくんになった息子は、最後までそれを引きずった上で緊張が重なり、確かに自分の滑りではなかったと思います。
しかし、その中でどれだけやれるかですから。
内倒をしっかり直しておかなかったこと、検定時演技のすべり出しをまっすぐ下に出ることを教えなかった点は反省しています。

一方で、小回りは良くできていました。ただし、ジャッジからは厳しく見られたようです。後半にターンが下に伸びましたが、完全に制御していました。こういうあたりの心証改善は、子どもには難しい部分ですね。
コブは、息子がうまく滑れない唯一のコブ斜でした。前の週に「合格したら滑り方を教える」と話していたタイプの段々コブ。インサイドを削る滑りは、脚力のない息子や自分ではムリ。アウトサイドで回して、バランスを取り直す時間を斜滑降で稼ぐ。斜面は最高難度ではなかったのですが、ダメでした。
父としては、じくじたる思い。当日では時間がなくて教えてやることもできない。そういう気持ちが自分自身をひどく疲れさせたようです。

一方の本人はけろっとしたものです。「来週また受ける」と明るく答えましたので、「ダメだ。少し練習」と言い渡してあります。
弟の不合格を見た次女は、「なんかわたしもビビリくんになってきた」とチョー弱気発言。来週どうしようかなー。

受験者が多かったので、発表は午後4時前。そのあと5時まで1時間あまり、息子と2人でビッチリ滑りました。教えてやれなかった後悔、平日は一緒に滑れない埋め合わせ、そういう気持ちが疲れた全身に最終パワーを送り込んだようでした。
「ああ、俺も人並みに親なんだ」と気がつきました。息子のために必死になっている自分が、そこにいました。

頭を整理した上で、月曜日に今後の対策を伝えました。2人共通で、1.内倒をなくし上半身の軸をぶらさない、2.お互いに内倒チェックをしてあげる、3.ふだんからフォールラインまっすぐにすべり出す-の3点。親もスクールもない平日に、2人で滑り込んでほしい。さらに息子には「コブ斜で72点を出すつもりがんばれ」、そしてバンクの攻略を課しました。コブはあの子の自信そのものですから。

コブ検定は写真のウエストではなく、スラバンで行われました。この日の最高難度は、ウエスト右のコブだったと思います。
スラバン上部に並んだ受験生。これから開始、のワンショット。