テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

4月4日,5日 ばんけいはついに春雪

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2週間ぶりのスキーです。
3月に入ってから比較的気温が上がらず、ばんけいは雪がたっぷり。去年より雪融けが1ヵ月遅い感じで、4日朝の時点ではコース上はほとんど雪に覆われていました。

4月4日

は朝9時から午後1時過ぎまで、5日は朝8時30分から11時まで滑りました。
4日は子どもを連れて、大回りの欠点修正、ポジションチェックのテールジャンプなど、バリエーショントレーニングでかなり疲れました。プラスコブ。

どう説明しても右ターンの内倒が修正できない娘。
「上半身をたてる」「くの字の姿勢」「下半身を傾ける」などなどいろいろ表現してみましたがどれもダメ。「違和感のある姿勢を見つけろ」とかムチャクチャ言うとついに『自分で見つけろってことネ』と返してきた。「そうだ。おれは説明することしかできないんだ」。ようやくそこにたどり着いた。
本人なりに「違和感」のある姿勢を見つける足がかりを得たようだ。その滑りを上から見る限り、右ターンはギリギリ、左ターンはかなりよくなっていた。

意外なことに、テールジャンプによる小回りは息子がダメで娘はOK。娘の後傾ポジションはだいぶ補正されてきたようだ。その一方で息子は、やはり後傾気味だったようだ。切り替えでテールを上げられないのはやはりマズイ。

こんなことをやっていたら、すごく疲労がたまってきた。
しかしコブをやりたくてモーグルバーンへ
コース上の細かいピッチをズラシなしで滑る。暴走。その繰り返し。どうしても納得できず、もう一回挑戦するがやはり暴走。やむを得ずズラシを入れるが、納得できない。
練習コースはバンクコブになっており、ここはピッチが狭いものの何とかバンクでいける。
すごく不満を残したままスキー場をあとにする。

4月5日。

朝からかなりの筋肉痛。子供たちは前日夜にはやばやと翌日は行かない宣言。「根性ねーナー」。
この日はコブが掘れて、2ランクほど難しくなっていた。整地では小回り、あとはひたすらモーグルバーン。
1本目。昨日はバンクだったラインが掘れて、かなり険しい。そして昨日と同じ暴走。
久しぶりに打ち負かされて燃えた。
リフトに乗っている間、ずっと考えた。全然進歩していないのか、いや、そんなはずはない。じゃあなぜ、コブからはじかれるのか。
フッと思った。元気なスピードで突っ込んで暴走したものだから、びびっていないか。体を谷に落とせていないのではないか。
そうだとしたら、ゆっくり滑れば、体を谷に落とせるはず。初心に戻って怖くないスピードと肩の水平ラインを意識しよう。

トップを真下に向けて山まわりでズラシ。コブの頂点で安定した姿勢を取れるようにミゾに落ちる。次のターンもトップをフォールラインにむけてからスキーを山まわりでずらす。
安定感が戻ってきた。スピードは遅いが、真横のズラシから真横のズラシという滑りではなく、まがりなりにもターンで降りている。
整地を挟みながら上から下までノンストップで4本滑ることができた。最後の2本は息が上がってひどかった。そして最後はウエストのコブを滑る元気と気力もなく。

体力低下を実感するとともに、もう少し上手なコブのライン取りはないか、若干のスピードアップができないか、をこれからの課題としたい。

モーグルバーンの上に立ち、札幌の街並みを見下ろしたとき、「ゆっくりじっくり止まらず下まで。初心忘るべからず」という言葉がよみがえってきた。

P.S. 4日はMOTOさんも見えていたようですが、声かけのタイミングを逃してしまい・・・。ウエストのコブ行ってましたねえ。

5日朝の駐車場。リフト始業前はこの時期さすがに空いている。