テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

一番緊張する瞬間

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コブが苦手だったから、この写真のポジションが一番緊張する瞬間でした。
ウラに落ちていく手前の一瞬。
連載第2回の⑦の写真に相当する瞬間を、ほかに2点選び出しました。

  • 右:娘はこのあと、着地の衝撃を予測してハの字をつくりに行きます。それでも衝撃に耐えられず、上半身がつぶされてしまいました。スピードは遅いのに、です。
  • 真ん中:2010年4月のコブ選手権時の動画から抜き出しました。ストレートで内傾している娘と比べれば、上半身を立てていますが、足首の曲げが不十分で、この結果、裏に落ちたときに後傾しやすく(バランスを崩しやすく)なります。両手の位置もターン内側が低く、首だけが直立しようとしています。このポジションの欠点はもう1つ、スキーの方向がコブの形状次第になりやすい(自分で方向を決められない)ことです。
  • 左:2011年5月の滑りです。足首が曲がっていることと、両手の位置から上半身の傾きがほとんどないことがわかります。利点は、着地の衝撃で姿勢を崩しにくいこと、スキーの方向を自分で決めやすいことです。

さて。
ボクはコブが苦手だからコブばかりを選んで滑りましたが、それ以外にいい方法があると考えを改め、徐々に整地練習を増やしてきました。
コブの練習は整地練習を重視すべきだと思います。
だってコブが苦手なんだもの。苦手な斜面で練習するなんて、精神面でも好結果を生むはずないです。
整地でズラシの練習から始めるべきなのです。
整地でズラシを練習しながら、コブをやる。
また整地でズラシ練習をする。
その繰り返し。それでコブへの慣れも問題ありません。

シンプルに取り組むと、意外にいい結果が得られることが多い。
連載第3回 かっこ悪い 整地練習をやろう