テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

new ski かなり良い感じ

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12月11日(日) シーズン2日目&初ばんけい
お昼をはさんで2時間ずつ合計4時間、滑り続けました。
ばんけいは、去年より1週間早いスタートだそうですが、状態は良いと思います。朝こそ凸凹でしたが、降り続く雪のおかげでうまく斜面ができてきて、ま、それでもアイスボールあり、圧雪、新雪アイスバーンのミラクル斜面でしたが・・・。

4FRNT CLICK! 177cm ニュースキーの具合は、自分的にはかなりよかったです。
自分のように、普通にカービングスキーを履いてきた人が、ツインチップに不安なく移行できるかどうかの視点でちょっとまとめてみたいと思います。

Rossignol RADICALγ(ガンマ) 174cm
スキーの第一印象は、今年春に試乗したこの板によく似ていました。
非常に扱いやすい板です。

ツインチップを選ぶ際の不安として、
  • トップがつまるかも
  • カービングできないかも
  • プレートがないのはNG
  • ヤワすぎない?
この4つかと思います。
  • トップがつまる感覚はありません。174cmのRADICALγのほうがつまりました。
  • カービングします。ただし、踏まなければカービングしません。
  • HEADのオールラウンド板についているプレートを介して感じる感覚より、遥かに足裏感覚がよい。センター幅も広いので(82mm)、プレートなしが正解だと思いました。
  • 店頭でフレックスさせると不安になると思いますが、意外としっかりしています。ターン弧は、サイドカーブとフレックスを利用して自分でつくる。本当に自由なスキーです。

美点
  • 軽い(スウィングウエイトが軽く感じる)。軽量ジョギングシューズを履いたよう。軽いことは、一般スキーヤーにとってメリットばかりだと思います。
  • ターンが自由自在。「サイドカーブの助けがいらなくなった人へ、自由をプレゼントします」こんなキャッチコピーが思いつきました。
  • クイックにも動かせる。HEADくんは、ターンを切り上げようとしてもおつりをもらってしまう場合があります。

違和感
  • すべり出しで曲がりません。スキーに荷重がかからないと曲がらないのです(ラディウス22m)。

ただ、ボクはカービングスキーの美点も理解しているつもりです。特に初・中級は、サイドカーブに助けられる場面が多く、それによってスキーの楽しさが広がりますから、誰にでも「良いですよ」とは薦められないかもしれません。
1日滑った感触としては、外足荷重がしっかりできることが大切だと思いました。なぜなら、踏み込んで自由を得るタイプのスキーだから、踏み込めない人は曲がらない不自由なスキーになってしまいます。

いずれにしても、希望通り、フレックスを使えるスキーが手に入り、ターンのつくりかたのバリエーションが広がりそうです。

フレックス×サイドカーブ×踏み込み×雪面角度
。これらをスキーヤーが意識して使える点が、最高の美点だと思います。