テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

スキーは直滑降とエッジングである

4月10日(日)に氷結した樽前山の北東斜面を滑ってから40日。4月中もゴールデンウィークも、GW開けもついにスキーに行けず、シーズンが終わろうとしている。
こんなに春スキーに行けなかった年、ゴールデンウィークにスキーに行けなかった年は10年ぶりだ。けっきょく15-16シーズンのスキーは17回に終わったと思われる。

次女の受験シーズンだったこともあるが、やはり春山に行けなかったのが残念だ。このシーズンの春山は、カチカチの樽前と塩谷丸山の2回だけ。

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ただ、山行きは楽しい思い出がたくさんできた。残念な1月の春香山に始まり、素晴らしきネオパラ、2月の春香山topからのドロップと沢の腰バウ、3月の三段山、そして最高の滑りができた4月の塩丸。最後をカチカチの樽前山アルペンターンで終わったあたりが、このシーズンらしいとも言える。

ゲレンデではひたすら練習した。フジケンレッスンを1月に受けたことで、その後の練習に目標ができた。課題はかなりクリアできたと思う。
フジケンレッスンのあと、初心に戻ったのが大きかったと思う。テレマークスキーの基本は3つ。テレマーク姿勢、上体の逆ひねり、左右の傾きにある、とするフジケンの考え方は、最も合理的だと改めて思い直した。
重心をセンターに、とか回旋運動で、とか歩くように、とかの言葉でテレマークスキーをとらえようとすると、本質に近づいたようでそうでもない。

アルペンスキーに置き換えるとよくわかる。丸いターンを追求することが好きな人はそれでいいが、自分のようにどんなシチュエーションでも安定を得ることを目標にする人間にとって、ターンとはエッジングであり、エッジングとは減速しつつ方向を変えること、という理解が最もなじみやすい。

スキーは直滑降とエッジングである。

テレマークスキーは、テレマーク姿勢と上半身の逆ひねり、左右の傾きをつくることで滑る。

まあこんな感じで来シーズンもシンプルに滑りを高めていきたい。
それにしても、ホントにもう行けないのかな。