テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

カーリング女子PACC、日本代表のロコソラーレは3位に終わる

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興味ある人はみんな知っている。ブログ的には完全にタイミングを逃したロコの女子5人の戦いでした。

じつは出張中で見られなかったんです。なので、撮っておいた録画(中国との準決勝)を、いま1エンドずつ見ているところで、まだ見終わっておりません(笑)。

失敗しても、調子悪くでも笑顔、という彼女たちの去年の戦いとは違い、特に吉田姉(知那美選手)は道銀時代、藤沢五月選手は中電時代に戻ったような表情です。
印象としてはリード・吉田妹とセカンド鈴木の両選手のセットアップがうまくいかなくて、サードの知那美選手で挽回できず、スキップでドローを強いられる、という連続です。ちょうど3月の世界戦で日本とスコットランドの戦いの逆を見ているようでした。

それでもコンシード負けしなかったのは、中国も苦しんでいたからです。このゲームに限定していえば、勝敗を分けたのはフロント2人の出来が中国を下回ったように見えましたが、ロコは4人ともいまいちであったことは確かです。
※それと、試合を見ていて思ったんだけど、リンクが必要以上に冷えていたかもしれない。それが日本チームには悪い影響となったかなぁと思う。

このチームに必要なことはハッキリしているように思います。
知那美選手が笑えるメンタルでいつも試合に臨むこと。
前シーズンは顔を出さなかった経験不足が、今シーズンは顔を出したとも言えそう。
フロント2人の不調は追われる立場の経験不足ですね。
それが知那美選手のメンタルに影響を及ぼし、藤澤選手がこわーい表情になる。

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中電時代に4連覇を達成したメンタルはハンパじゃないわけで、それをチームメートに伝えられるといい。
ただオイラ、藤澤選手のこわーい表情がまた好きなんだよなぁ~。

なお、3位決定戦はマリリン・本橋麻里選手がサードで登場したらしい。映像がないからどんなかわかんないけど、知那美選手とは違うチームの把握ができるはずなので、この交代はシーズンの今後を見すえて非常によい作戦だったと思う。
感情に流されずチームをマネジメントできている。マリリンの力とリンドコーチの力でしょうな。

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〈予選から違う空気があったようだ〉


同じく、感情よりも勝負を取ってシーズン序盤に選手を交代させたのが北海道銀行フォルティウス
吉村紗也香選手に代わり、船山弓枝選手をサードに据えたのは前のブログに報告済。
いま、海外で調整を続けています。狙うは唯一、来年1月末の日本選手権です。

  1. もう一度挑戦者のメンタルを取り戻すことができるか-ロコ
  2. 調整が間に合うか-道銀
  3. なめんじゃねえよ私たちもいる-富士急、中電

そんな感じの日本選手権。
よく考えれば、ロコがPACCでこけて国内はおもしろくなったかも。
そして、最後は笑顔のさっちゃん(五月選手)になってほしい。