テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

子供のスキー用具を考える3

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中古などについて
親に抵抗がなければ、中古は大いに利用すべきだと思います。特にブーツは中古でいつも適切なサイズを与えることのほうが、高級なブーツを与えるより意味があると思っています。しかしスキーはメンテが必要なので注意。中古で買ったら、エッジが立っていなければ研いでもらう。それとカービングでないノーマルスキーは、絶対に買ってはいけません。子供といえどカービングです。ジュニアでもレーシング用の板はNGです。

小物
ゴーグルは、1,000円で売っているのはとりあえず程度。すぐ曇ります。3,000円台だとOKです。まるへんと息子はのっぺりしたジャパンフィット顔なので、ス○ンズしか合いません。
息子は去年の春からヘルメットをかぶっています。-10度Cでも寒くないそうです。ブランドは当然ス○ンズ。
グローブは多くの場合、しばらくは1,000円のワゴン品でOK。子供は大人が思うよりずっと寒さに強いです。が、-10度C以下のスキー場に頻繁に行くなら、そのうち3,000円程度のものを買いましょう。

メンテ
道具のメンテは大切ですが、まるへんもやりません。わが家は10月ころになると、全員にブーツを履かせます。そしてサイズチェック。この段階で来たるシーズンのマテリアルを決めるのですが、ここ2年続けて、シーズン途中で子供のマテリアルチェンジを行いました。ブーツのサイズ変更です。まあしょうがないでしょう。
スキーのエッジだけはメンテする必要があります。エッジに指のツメを当てて、キレイに削れるようならOK。ダメなら研磨です。研磨は親がやれば十分だと思います。エッジシャープナーを購入します。
あとは滑走面にワックスを塗る。まるへんは融かす式ではなく最も簡単な直塗りです。
子供は滑っているとなぜかビンディング(止め金具)が外れることがあります。原因は2つ。1つはブーツ裏に雪がついている。そうでなければブーツ長さに対してビンディングが大きい。このときはかかと側のビンディングを前に移動させます。ビンディングの幅はブーツ長さよりやや小さめ、すなわちブーツを踏み込んだときにビンディングが少し広がるのが適正です。慣れないうちは、ビンディングの移動は店に持っていくといいと思います。
間違っても「おれ、上手だから外れやすいのかな」なあんて勘違いした子供の言葉にだまされてはいけません。解放値と呼ばれる部分を移動させると、肝心なときにスキーが外れない危険性があります。解放値とはバネの強さです。固くすればスキーは外れません。でもそんなことをしたらたいへん。適正値はスキーセットを購入したときに設定されているはずですから、レースをやらない限りあまりいじる必要はありません。