テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

1.何かをつかんだ(2007年春)

姿勢について:かかと乗りは後傾する。指の付け根と指先に力を入れて踏み込めば、山でも谷でも後傾しない。
怖いと姿勢が低くなるが、自然な高い姿勢でコブに入るべき。
足の動き:抱え込んだときにターンを切り替えるが、これはほとんど無意識。その後落ちるときに足を伸ばして斜面に押しつけるように接地を連続させると、ターンが自然と行われるためにスピードがセーブされ、かつ深い谷でも落ちたときのショックが少ない。
ただ、吸収をしっかり行う足のバネを鍛えておく必要がある。
欠点:なぜか左のストックがつけない。腕が下がっているからではないか。
スピードコントロールが今のところうまくいっていない。
シーズンのはじめ、コブの中で意識的にエッジングをしてスキーをななめにしていたが、これはリズムに乗り遅れるだけでいいことはない。コブは抱え込みターンなので、足を伸ばしたエッジングはその後の抱え込みを想定して使わなければならない。

何はともあれ、多少の収穫があったシーズンだった。
次のシーズンへ向け、トレーニングを充実し、また楽しくケガなくコブを練習したい。
070506

これが昨年の5月6日にメモした、シーズンを終えた記録です。

それまでのまるへんは、1.気持ちで負けるな 2.姿勢を高く 3.視線を前へ-と呪文を唱えながらコブに入っていました。
自然コブはいいがラインコブはまるでダメ、段差が大きくなるとアウト。要するに基本ができていなかったのです。
この年の春スキーでつかんだことは2つです。1つは足の指先で踏み込む姿勢。もう1つは吸収も大事だが、じつはその後の足の伸ばしがもっと大事-という点です。
ここにたどり着くのに30年近くかかったわけです(笑)。
ただ、この時点でまだわかっていないことがありますね。左のストックがつけないのは、外足が踏み込めていないからですが、この時点で気がついていません。
またスピードコントロールができない、というよりどんどん速くなるのはコブの処理がうまくいっていないからです。テールスライドに頼っていたんですね。それでもコブに合わせてスキーができるようになった、そのことを率直に喜び、来期につなげたいと意気込んでいる気持ちがよく出ています。
このシーズンのキーワードは「スキーを回し続ける」でした。