テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

なぜ強い「く」の字姿勢が必要なのか

6月5日以来、2ヵ月ぶりのエントリー。

ちょっと間隔が開きましたが、しつこくこのテーマを考え続けています。
というのも、カービングスキーになってから、
自分は知らず知らずのうちに新旧技術論に振り回されていると思うからです。

「(カービングスキーでも)傾きを緩めていくには(くの字は)有利なポジション」

上のアルペンスキー研究所のページ、ボクにはとても難解なのですが、
カービングスキーは回転力が強いから、(誰でも比較的低速で)身体を内側に入れられる。
ずれないスキーのために、「く」の字よりもストレートに内傾した方が有利。
特にマキシマム。

これを不整地でやるには土手(バンク)が必要、です。
スピードが遅くても「く」の字がいらないとき。それはバンク。
バンクがなければ、お椀コブをバンク(土手)に見立てる、という方法もありますね。

しかし、それもないただの不整地の時は、「く」の字が必要になる。
同じくショートピッチの穴コブは、「く」の字が必要になる。

そういうことになるはずです。
説明がいまいちなのですが、
これはたぶん真実でしょう。

モーグルスキーは傾きにくい(ストレート内傾)ので「く」の字が必要。
土手を使えない中緩斜面ではカービングスキーでも「く」の字が必要。
傾きが緩いときは「く」の字が必要になる。のに、カービングスキーになれてしまって、「く」の字を忘れている。

という結論に至ります。

ともすると、整地はエッジに寄りかかり、不整地はバンク任せでターンを作ってしまう。
それでもさほど支障がないほどにスキーの性能が進化したのでしょう。
でもやっぱり「く」の字は必要。

旧式スキーで育った割に基本ができていなからでしょう。いや、若い頃はもうちょっとできていたのかも。