テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

はじめに

以下の順序で、自分で考えた滑りを紹介します。大切な第一歩のヒントになればと思いながら・・・。

01 共通の課題はここ
02 今でもズラシが基本です
03 かっこ悪い 整地練習をやろう
04 裏を削るために アンギュレーション
05 アンギュレーションのつくりかた
06 ローテーションは悪?
07 ゆっくりコブを滑る
08 イメージはいつも上手すぎる!!
09 ラインにとらわれるな
10 ハーフパイプコブの功罪
11 コブを滑るということ
12 日々の練習:横滑り
13 付録
番外編:(いつか)1級を目指す娘のためのコブレッスンメニュー。(そのうち公開?)


習っているのに苦手という人が多いのがコブだから、ヘタレな小生のこれまでの歩みも、参考になることがあると思いました。
整地は上手なのにコブが苦手という方も多いし、札幌ではコブを楽しそうに滑っているスキーヤーが徐々に減っている気がします。

コブが、本音では嫌いという方も多いのではないでしょうか。ボクなら、練習しても練習してもできないことは、好きになれません。

イメージ 1
〈1コマ飛ばしでコマ送り。こうすると良くわかる〉


ボクはこう考えます。
習っても習っても成長が感じられないのは、練習法があってないから。才能がないとか努力不足とか、そんな理由は絶対にあり得ません。
勇気を出して練習法をちょっとだけ変えてみることが、大切な第一歩だと思います。
正しい練習法なら、必ず成長があるはず。そして少しでも成長が感じられれば、やる気が起きます。

これまでの練習法を、一回捨てませんか。失うものはないはずです。
大切なのは、「捨てる勇気」と、自分の滑りを把握し(欠点を見つけ)、欠点を直し理想に近づける方法を自分で考えること。
自分で答えを見つけることが、コブをうまくなる方法だと思います。
人生経験が物を言うから、社会人20数年のわれわれオヤジ(&熟女?)のほうがうまくなれるはずなのです。
(最初からコブが滑れた人は別です。そういう人とボクは出発点が全く違うのです)

いろんな滑りを参考にしながら、ボクが自分で考え、そして出した答えは、
カービングスキーの回旋力を利用しながら、コブの裏をずらす
滑りです。

コブの裏とは、ときにバンクでもあります。いわゆるコブのインサイドもアウトサイドもどっちも使います。


*ボクの理想・および大いに勉強させてもらっている人たち*
  • 第1に岩渕隆二氏。いちど自分で消化したつもりですが、出した答えは岩渕氏の教えそのもの(の一部)だと思います。
  • 粟野利信氏と、Mr.330(高橋美三男)の両氏は、とても自信につながりました。また、コブを滑る勇気になりました。
  • ローテーションを否定しない上記3人の教えは、ボクにとって心のよりどころです。(特に、スキー再開の初期に知った岩渕氏と粟野氏の教えがなければ、ボクは挫折していたと思います。)
  • 佐藤智子さんは、スキーをする上で本当に大切な運動とは何かを本にしています。ボクにとってこの素晴らしい本はバイブルです。「Let's ski スキーのイロハ」 文芸社
  • 里谷多英選手は、言わずとしれた金メダリスト。とにかくかっこいい。まいる。
スペシャル・サンクスです。