テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

濃昼トレイル30K完走記その2 京谷和央サンも走ったそう


uhbテレビ・キャスターの京谷さんという方がgokibiruを走ったそう。しかもサブスリーランナーとか!!
今日のuhbスーパーニュースで放送されるそうです。

さてさて。以下、ものすごい長~いブログですので、てきとーに飛ばしてください。

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〈安瀬口までのロード部分で素晴らしい虹がかかる〉


ねんざ、即地獄の撤収
山中のトレイルランニングではずっとこのことだけを頭に置いていました。
山道、特に下りは踏み出した足への体重の乗せ方が悪いと、クキッっとねんざする危険と背中合わせです。ボクは下りが遅く、ビビればビビるほど体重の乗りが悪くなり危険増大。
仮にねんざしたら、そこから近い方の公道まで、這ってでも自力撤収が必要です。万が一、クキッと来て崖下に落ちたら...。
直前までの雨で路面の悪さは推して知るべし。寒さしのぎのためにダウンも持ちました。

さて、テンションゼロのまま最後尾にならび、Oさんと完走を誓い合って握手を交わしました。
これでテンション10%くらいまで上がりましたが、最前列がいつスタートしたのかわかんないくらい現実逃避していましたね。

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〈こんな感じ〉



とは言え、ボクのレースプランは、最初のスキー場登りと、安瀬(やそすけ、と読むそうです)口から「濃昼(ごきびる)山道」に入ってすぐの登りは、歩くと決めていました。
最初にがんばって登っちゃうと、汗が急激に出て後半のガンバリがきかなくなるからです。
経験上ね!
それと、体力に自信がなかった。ので、濃昼までの往路は抑えて、折り返す段階で復路のペースを決めようと考えていました。

スキー場登りはガンバリもせず、そもそも最後尾グループなので抜かれるわけでもなく。だんだん前の集団が離れ、ちぎれていっちゃっいます。
ロードに出てからはすごい向かい風でしたが、陰に入らせてもらったりして少しラクしました。息が上がらないギリギリで走りました。ここで少し前へ。

安瀬口まで47分。
さて、いよいよ濃昼山道です。
最初の登り。歩きです。ここからしばらく、およそ1時間くらいはホントにゆっくり行きました。徐々に慣れてきたあとは少しペースを上げます。登りは前の人に追いつき、追い越せるのですが、下りですぐにぶち抜かれる。ここからずっとその繰り返しでした。
小さなピークをいくつこえても濃昼峠が来ない。事前情報を間違って頭に入れていたようです。峠はかなり濃昼側にあるのでした。

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安瀬口から濃昼峠まで1時間23分(合計2時間11分)。
峠からは小さなピークが確かひとつだけで、ほぼ下り基調。疲れはほとんど感じませんでした。
これなら行ける。怖かったけど、ヌルッと滑る路面のうえでシューズを滑らせながらスピードを上げました。
折り返しは2時間36分。ここでサザエさんの大福を食べ、水を太ももにかけて冷やし、再スタート。
峠までの登りは息が上がるギリギリ手前の歩き。峠からは走りました。すぐに抜かれるのですが。
山道も後半になると、緩勾配の登りでもランニングが続かず歩きが入るようになります。『ロードに出れば何とかなる。もうスキー場登りはないから、安瀬口まで全力で行こう』と決め、また走ってみました。

股関節が痛み始めます。たくさん歩いた日の疲れに似たあの痛みのひどいヤツです。
左脚の内転筋もキツイ。山道なので左右の足場に高低差が生まれてしまいます。これがボクにはとてもキツイ。スキーでもボクはトラバースがキツイです。
左足は小指側に体重が乗りやすいため、左足下がりのこう配はどうしてもうまく歩けない/走れない。結果、10時の方向の足首と内転筋に疲れがたまります。

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ねんざしないように注意しながら、紅葉のトレイルを踏みしめました。
そしてロードへ。復路のここまでは1時間54分(合計4時間30分)。折り返し地点のほうが標高が高いのですが、往路より相当速いタイム計算違い、正しくは往路より5分遅れでした。

『ロードに出たら何とかなる』という思いは、ま、単なる思い込みでした。
4kmのロードが本当にキツイ。そして、早々に2人にぶち抜かれました。
「くやしー」と叫びながら走りました。追う力はまったく残っておらず、ただただ歩かないことだけを自分に課して追い風を受けながらゆるい登りをトボトボ走りました。

最後の丘を越えると、スタッフが待っていました。そして大きな声で声援をおくってくれます。
元気出たなあ。声援はどうしてあんなに元気をもらえるのだろう!?
おかげで元気にゴールすることができました。
5時間1分46秒。
GOKIBIRU 30km完走という2年越しの目標を達成し、タイム目標には1分47秒及びませんでした。

雨で濡れていたわりには路面は良かった。空沼岳の登山道のほうが足場が悪いです。
紅葉のトレイルはその下に隠れた突起物が見えない恐怖がありますが、徐々に慣れました。
山道ですから、基本的には走りやすいです。走力をつけたらもっと走れると思います。

まず、3人のお仲間に感謝です。本当にありがとうございます。
そしてお互い、完走おめでとう。がんばった!!

運営スタッフには最大の感謝を伝えたい。
本当に素晴らしい運営、ホスピタリティでした。

来年はリピーターが多いでしょうね。
すごく満足しました。来年も出ちゃいそうです。
そして、ちょっとだけ自信になりました。

フルマラソン行けそうだなと。


いかないけどねー。

週末はロード走るか、トレイルか、迷ってます。

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タイムアウト後もランナーを待つスタッフ〉