テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

ステンマルク=神と、佐藤智子さん=師匠

腰痛で寝ているのもヒマで、お仕事関係の本を読んだあと、
どうせしばらくはスキーできないから、スキー関係の2冊のバイブル:

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佐藤智子さんの「Let's Ski スキーのいろは」



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神のシュプール―THIS IS THEインゲマル・ステンマルク


を斜めに読み返しました。

どちらの本も、何度読み返しても発見があります。

ボクが今、4FRNTのスキーを使っているのは、100%佐藤智子さんの影響です。基礎スキーという名のレーシングスキーを使うより、柔らかで自分でターン弧をつくることができるスキーを選んだほうが、スキーをアクティブに楽しむことができると考えたのは、佐藤さんの影響です。

ステンマルクは、いわばスキーの全知全能の神です。FISワールドカップの技術系種目を勝ちまくった滑りは、スキーの基本そのものと言っていいと思います。
そのステンマルクは、谷まわりでの操作をほとんど意識せず、当時世界一深い内傾角をとるカービングターンをノーマルスキーで行う人でした。
そして、エッジングはスキーが真下を向いたときではなく、山まわりに入ったときだと語っております。
彼の基本は切り替え前から次の外足に乗る。そして、狙いを定めて「空の上」でスキーを回し、マキシマムでエッジング
シンプルな技術です。

1級とかプライズとかのS*J検定を取りたい人以外は、こっちのスキーをやったほうがいいと思います。合理的なので技術の壁が乗り越えやすく、習得が速くなります。
余った時間で滑りのフィールドを広げたり、違うレジャーをやったほうがいいとボクは思っています。

2冊の本を読むと、ボクでも、必要な技術と不要な技術が徐々にわかってくる気がします。